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投稿者 スレッド
ナゾノヒデヨシ 1秒の壁と本末転倒  /  投稿日時: 2009-8-15 11:16
へりくつ道場師範
登録日: 2006-1-5
投稿: 715
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
以前から疑問に思っているのですが、現在のブロックシステムに対応するにあたりチームの属するレベルにおいて考え方が違っていいはずなのに、全日本が「高速」「ブロード」を多用しそれが世界に通用する唯一の道であると唱えると、猫も杓子もみな右に習えをする・・・。
そんなもんかねぇ、と思ってます。

東龍のパチンコバレーは今に始まったことではなく、扇城にてすでに完成しており、それをこなせる選手がまた集まるようになったことではないかと感じています。
男子の藤沢商業のレシーブ練習も半端なく長時間に及んでいましたが、かつての扇城は更にその上をこなしていました。(と言うよりそれしかやらせてもらえなかった)
東龍もまたそれに近い練習量をディグとレセプションにさいておりその量と質の両面においてほかの追随を許さないと聞いています。

高さに対抗するには高速バレー、といったピンポイントの考え方では結局北京での成績を男女ともに越えることは難しいのではないかと考えます。

男子ブラジルが負けた最大の原因はセッターであり、世界選手権でのリカルドのトスワークはここ10年では最高のものだと思います。(ユーゴ時代のニコラ・グルヴィッジとリカルドの先代マウリシオを除けばです)

レフト平行の場合、セッターのキャッチ動作からレフトスパイカーがヒットするまでの時間は、セッターのキャッチからリリースまでの時間に大きく左右されると考えていますが、どうも昨今、リリースからヒットの時間(ボールの空中移動時間)に限定されて説明されてしまっていると思えてなりません。

単純なセンターAを決めるにはセッターがいかにボールを早く正確にリリースするかに頼るところが大きいわけで、決して「速い」トスではありません。
正確なレシーブと僅かなブレを修正する能力の高いセッターがあって始めて、本当の意味での「高速」が存在するのではないかと考えています。
セッターの能力・資質とディフェンス力のバランスがどのカテゴリーのチームであっても勝敗を決める重要なポイントになっているのではないでしょうか。

僕は個人的にはAとレフト平行(別に高速じゃなくたってOK)とセンターへのパイプ、そしてオポジットの前後でのライトサイドからの攻撃があれば日本の高さでも充分やれると信じています。
女子はロシアに勝ったけど、レシーブ力でははるかにでかいロシアのほうが良かったんだから、本気モードになれば勝てっこね〜な、と見てました。
まとまらなくてすみません。
現況のディフェンス力で高速バレーなんてやってれば世界のカモだよ〜〜^って思うのは僕だけではないはずなんですけどね・・・。
真鍋氏は勿論そんなこと判ってるんでしょうけど、遺産があるので大変ですね。反面、倒れてなんぼの男子の監督は「無策士」で・・・はぁ。

いや、TUBEさんのご意見を真っ向から否定することではないのです。なんだかんだ言いつつそれなりに「和製高速バレー」の行く末を憂いながら楽しんでいます。はい。
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題名 投稿者 日時
   1.1秒の壁 TUBE 2009-8-15 9:21
   » 1秒の壁と本末転倒 ナゾノヒデヨシ 2009-8-15 11:16
       Re: 1秒の壁と本末転倒 TUBE 2009-8-15 23:07
         雪駄か高下駄か ナゾノヒデヨシ 2009-8-16 8:41
     Re: 1.1秒の壁 toksci 2009-8-15 13:21
     1.1秒の壁 プリンセス☆メロン 2009-8-29 22:37

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