メイン 1 - バレーボール技術戦術掲示板 小学生に教えるスイングフォーム | 投稿するにはまず登録を |
フラット表示 | 前のスレッド | 次のスレッド |
投稿者 | スレッド |
---|---|
T | Re: 小学生に教えるスイングフォーム / 投稿日時: 2009-6-17 22:07 |
へりくつ道場師範
登録日: 2006-1-9 投稿: 339
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
|
こんばんは、初めまして
>こちらに掲載された論文を読んだところ、バックスイングは大別して・・・ その論文を書いたオリビアさんとスイングの議論を続けてきたものです。 よろしくお願いいたします。 >テキスト通りに教えたいのですが、別のコーチからは『背筋力、脚力が必要だ』と言われまして…。 >テキストのスイングはB(ボー&アロー)に当たるようです。 ボー&アローを意識的に教えることには賛成できませんが、 はっきりと言えることは、 「同じパフォーマンス(高さとパワー)のボールを打つためには、 ストレートアームの方が、より背筋力と脚力を要する」 です。 「高いところでボールに触れるだけ」をやってほしいなら、 ストレートアームのように教えればいいわけですし、 しっかりとしたスパイクを打たせたいなら、しっかり腕を振れるように 指導していくということだと思います。 初心者で一番難しいのは、「空中を飛んでくるボールに、自分も動いて、 空中でヒットする」ということですから、「腕を伸ばして、空中で手に当てよう」 と指導して、腕の振り方は意識させないというのはありだと思います。 結果としてストレートアームのように打つ子が多くても、問題ありません。 しかし、 しっかり打たせようとしながら「ストレートアーム」のフォームを教えることは、 腕を振るための動力源を奪いながら、強く振らせようとすることになるので、 肩や腰に無理を強いるか、肘が下がってボールの下を叩いてしまうか、 ということになってしまいます。 「ボー&アロー」は、いい加減にやれば問題は少ないですが、正確にやると (サーキュラーとの違いは「ジャンプしてから肘を引くこと」なので) かなりジャンプ力がないと、テイクバックの完成が間に合わなくなります。 また、「サーキュラー」は、大概の人が「肘を下から回して」と意識してしまい、 無理なフォームになることがよくあります。 では、どうするのがお薦めかというと、 ・「体幹の動きで腕が振られる感じ」をつかむ。 ・そのためには特に「体幹の回転」を利用する。 ・具体的には、体幹の回転を使ってボール投げをして「腕が振られる」のを感じる。 ・その「感じ」がつかめたら、それを使ってボールを床に打ち付ける。 ・「腕が振られる準備ができた状態」の感じを覚える。 ・ジャンプしたときに「その感じ」になっているようにして、ボールを打つ。 といった流れが考えられます。 上手くいけば、結果的に「サーキュラー」に見えたり、「ボー&アロー」に見えたりするでしょう。 しかし、「ボー&アローを教える」とか「サーキュラーを教える」とかをやると なにか違ったことになるのではないかと思っています。 もちろん「掴ませたいことが何か」が分かっていれば、 そのやり方は他にいくらでもあると思いますが。 |
フラット表示 | 前のスレッド | 次のスレッド |
投稿するにはまず登録を | |