メイン 1 - バレーボール技術戦術掲示板 スパイク時の顔の傾きについて(左肩が下がることを前提に) | 投稿するにはまず登録を |
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オリビア | Dと2の意味 / 投稿日時: 2007-6-8 8:38 |
へりくつ道場師範
登録日: 2006-1-5 投稿: 352
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
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引用:
「D-2ライン」についてですが、マスクドシンゲンさんは「なぜ、Dなんだ?」「何が、2なんだ?」と疑問には思わなかったでしょうか?また、マスクドシンゲンさんが参考にした書物等にはそのことについてしっかりと説明がありましたか?この言葉をそのまま(鵜呑みにして?)使うことに不安や疑問はありませんでしたか? かいつまんで説明しますとD-2のDは対角線のことで、対角線は英語でDiagonalと書くのでその頭文字のDをとったものです。リハビリテーションやトレーニングの世界で用いられるPNFの手技では「対角線の動き」と「らせんの動き」を基本とします。 次の2についてですが、2があれば当然1があります。今回は一寸関係ないので1については割愛させていただきますが、D-1にしろ、D-2にしろそれぞれ「屈曲パターン」と「伸展パターン」がありまして、結局は「D-1伸展パターン」「D-1屈曲パターン」「D-2伸展パターン」「D-2屈曲パターン」という4つの動きのパターンに分類されます。対角線の動きは腕と脚にそれぞれ当てはめて「腕のD-1伸展パターン」「脚のD-2屈曲パターン」と表現します。 腕のD-2パターンにおいて、「手を挙上して『手刀を切るように』小指を前に向けた状態から、徐々に前方に腕を下ろしていき、『剣を鞘に収めるように』前腕を回内させながら左腰の所に収める」動きを「D-2伸展パターン」と呼びます。「D-2屈曲パターン」とは上の動作の始点と終点を反対にした動作で、手を『剣を引き抜くように』左腰から挙上位まで持っていきます。 Dにも2にもしっかりとした意味があり、PNFとして体系化された世界を築き上げておりますが、その四分の一の動きだけを持ち出して、勝手に「D-2ライン」と呼んでいるのはどうなんでしょうか?PNFをしっかりとなさっている方々にとってはこのような言葉の流用はPNFの概念を間違って世に知らしめることになってしまうので、非常に腹立だしいことではないでしょうか? 以上は主に「ファシリテート・ストレッチング―やさしいPNFストレッチング」(魚住広信著 医道の日本社刊)を参考にしました。魚住先生は日本のスポーツ界にPNF理論を取り入れた第一人者です。「D-2ライン」という言葉を作った先生もかつて魚住先生の勉強会に出席されていたと魚住先生ご本人から聞いたことがあります。 |
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