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投稿者 スレッド
サブ Re: リズムについて  /  投稿日時: 2007-4-15 7:43
へりくつ道場高段者
登録日: 2006-2-8
投稿: 126
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
リズムの声の出しどころをしっかりと意識しているチームがどれだけあるのでしょうか?

レシーブ特にサーブカット(レセプション)の練習の時に「いち・にー・さん」と声を出しているチームがありますが、声出しがあまりにも機械的になってしまい本来のねらいからずれてしまっているチームもみかけます。

まず、「いち」はサーブが打たれた瞬間に発声する。
これは相手のフォームやねらいなどのよみを入れながらヒットの瞬間に集中し、「いち」の声出しを行う。

そして「にー」は軌道の頂点で発声し、両足をしっかりと定めてレシーブポジションに入る。頂点が見極めずらい場合はサーバーとレシーバーの中間点で発声することを求めてもOKです。

最後にレシーブした瞬間に「さん」

このリズム発声の最大のねらいは、雑念を排除し、レシーブの要所に集中すると言うことです。

本来、外野が声を出すのではなく、プレーをしている本人こそが出すべきなのですが、残念ながら外野でずれた声を出し、プレーするときにその声を聞くだけになっている選手が多いのではないでしょうか?

声出しのタイミングで感心できるチームに、私はほとんど出くわしたことがない。

声出しで指導者の工夫に感動したのは「いち・にー・さん・しー」と4の声出しでフォローの動きを大切にしようとした指導者の工夫に出会ったときでした。

声出しで有名なのは
インナーゲーム理論で紹介されている「バウンズ・ヒット法」
テニスの練習法ですが、バウンドしたときに英語では「バウン」日本語では「いち」と発声し、ヒットの瞬間に英語では「ヒット」日本語では「に」と発声することによって、種々の雑念から選手を解放するものです。

声出しのリズムが合わないのは、声出しの本来のタイミングを理解していないのではないかと推量します。
選手は監督・コーチのワンパターンの球出しで状況対応能力を育まれることなく経過しているのではないかと指導者は怖れるべきでしょう。

スパイクのリズムについても、1歩、1歩のねらいを指導者がいかに理解するかで状況が一変します。

それらを理解して「リズムのトレーニング方法」は選手がきもちよくなるリズムでプレーできる「球出し」を監督・コーチが演出することができるかどうかです。

気持ちよくさせてあげることで選手の技術が向上していくのです。

単純そうなリズムの声出しも意外と奥は深いのではないでしょうか?
お近くに往年の指導者・名伯楽がいればご自分のリズム練習の評価を素直にお聞きしてみてはいかがでしょう?掲示板では得難いものが得られるものと思います。
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題名 投稿者 日時
   リズムについて 若造 2007-4-13 10:15
     Re: リズムについて とんと 2007-4-13 23:17
   » Re: リズムについて サブ 2007-4-15 7:43

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