メイン
   1 - バレーボール技術戦術掲示板
     毎日ボールに触るのが良いか?
投稿するにはまず登録を

フラット表示 前のスレッド | 次のスレッド
投稿者 スレッド
コヤック 3日理論  /  投稿日時: 2006-6-21 22:24
へりくつ道場高段者
登録日: 2006-1-11
投稿: 118
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
御無沙汰しておりました.

「3日」というのは昔からスポーツに限らずどんな世界でもよく聞く話です.

小学校のとき友人が課外活動のブラスバンド部ででトランペットをしておりましたが,彼も先生にそんなことを言われたらしく毎日のように練習しておりました.トランペットがふけないときにはマウスピースなぞを持ち歩いてそれをプープカ拭いていたのを覚えています.

確かに楽器奏者の場合は感覚によるところも大きい気もしますし,管楽器奏者の場合は長年の練習で口(唇)が変形してきますのでブランクがあるとそういったところでも少なからず影響があるのかもしれません.

ただこの話.もう20年程前のことです.当時スポーツ界では練習中に水を飲むことは禁止され,練習後に急激に体を冷やすこと(今で言うアイシング)も禁じられていたような時代ですよ.今冷静に考えると「3日」に科学的根拠があるとは到底思えません.

現在では筋力トレーニングでさえ1ヶ月程度のブランクであれば比較的短期間で筋力の回復が見込まれるということは周知の事実となっております.「3日理論」にあてはめると1ヶ月のブランクを取り戻すには3ヶ月かかるということになりますがこれは明らかに誤っていると思います.

しかもなぜ「3日」なのか.これはある意味御伽噺のようなものなのかもしれません.

一方,筋力トレーニングの場合,「休養」それ自体もトレーニングであるということが言われております.この意味での休養は皆さんのおっしゃっている「適切な休養」である思うのですが,これも日々の運動強度や個々人の能力によって変わってくると思いますのでこちらの場合も一概にこうということも言えないと思います.選手一人ひとり,各チームごとにこの「適切な」は変わってくることと思います.

ココからは私個人のへりくつですが,「3日理論」という半ば脅しともいえる闇雲な理論を押し付けることによって選手に練習をさせることは指導者の怠慢に他ならないと思います.例えばバレーボール競技であれば,行えば行うほど技術の向上が実感でき選手自らが毎日取り組みたくなるような,選手自らがボールを常にさわっていたいと思えるような練習を提供することこそ指導者の方にとって必要なことだと思います.
フラット表示 前のスレッド | 次のスレッド

題名 投稿者 日時
   毎日ボールに触るのが良いか? ナゾノヒデヨシ 2006-6-21 18:23
     Re: 毎日ボールに触るのが良いか? フリーダム 2006-6-21 19:23
       Re: 毎日ボールに触るのが良いか? SNOW 2006-6-21 19:41
         Re: 毎日ボールに触るのが良いか? ZAP 2006-6-21 22:08
           Re: 毎日ボールに触るのが良いか? とんと 2006-6-21 22:17
   » 3日理論 コヤック 2006-6-21 22:24
       Re: 3日理論 フジやん 2006-6-21 23:38
         Re: 3日理論 芭麗人 2006-6-22 0:18
           Re: 3日理論 サク 2006-6-22 8:57
           Re: 3日理論 じゅん@ 2006-6-22 9:56
             Re: 3日理論 ちびた 2006-6-22 17:56
               レミニッセンス たれいらん 2006-7-6 3:15
           Re: 3日理論 フリーダム 2006-6-22 18:24
             3日理論 ナゾノヒデヨシ 2006-7-4 0:01
               Re: 3日理論 ばぼばぼ 2006-7-5 10:07
               Re: 3日理論 後藤@愛産大 2006-7-7 18:17
                 完全休養日の活用 サブ 2006-7-18 5:34
                   Re: 完全休養日の活用 ナゾノヒデヨシ 2006-7-21 21:43
                     Re: 完全休養日の活用 サブ 2006-7-31 10:01

投稿するにはまず登録を
 
:: サイトメニュー
:: オススメ書籍

一見すると本書は、書店でよく見かける、大昔の常識をそのまま載せた入門書の仲間ようにも見えます。しかし、内容の誠実さは群を抜いて素晴らしいものがあります。

肩書きだけの入門書(元全日本など)とこの本とを同じようなものだと考えると、バレーボール人生において損をすることになるでしょう。

書店にも良く置いてありますのでぜひ一度手にとってご覧下さい。

『基本から戦術まで バレーボール』についての詳しい書評やコメントの投稿はこちら

:: アクセスカウンタ
今日 :102
昨日 :326
総計 :5132705
平均 :783
taquino.net