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投稿者 スレッド
mizo メンタルトレーニング  /  投稿日時: 2006-9-9 23:04
へりくつ道場白帯
登録日: 2006-8-28
投稿: 10
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
「心技体」のスレッドで、メンタルトレーニングの話が出ていました。すごく興味がある部分ですので、へりくつ道場のみなさんに聞いてみたくなりました。

以前に、Vリーグの監督の話を聞く機会がありました。その時に「チームの精神面の指導はどのようなことをしているのですか?」と質問したところ、
「ある意味プロだから、プレーができなければここにいられなくなるので、精神面のコーチングはする必要がない。」と言った後で、「いや、する必要があるのかもしれないが、切羽詰まった問題でないのでやっていない。」と言っていました。
私は、『プロは違うんだなぁ』と感じました。隣の人が、「例えば、バスケの日本代表選手は練習をやめさせる方が大変だよ。ほっとけば1日中練習してるよ。」と教えてくれました。
ずいぶん昔の水泳の代表選手は、まじめに練習している人に「練習時間が終わっても練習するなよ。俺たちがさぼってるみたいじゃんか」と文句を言っていたそうですが、時代が進むにつれてそうした手抜き選手は少なくなったのですね。
代表選手のように肉体的、精神的素質のある人は良いですが、そうでない凡人にとって、コーチ、監督に厳しく管理されないと集中した練習にならない人もたくさんいます。(私も手抜きが得意です)
色々なタイプの人がいるチーム、特に、常に初心者を扱うことが常態化しているチームがベテランチームと互角に試合するためには、合理的で中身が濃い練習が必要になります。中でも、精神面のコーチングが大きく結果に表れるのはバレーの特徴だと思っています。

そこで、当道場の方々にうかがいたいのですが、メンタルトレーニングってどんなふうにおこなっていますか。できれば、根拠や効果など、細かく教えていただけると幸いです。
司馬仲達 Re: メンタルトレーニング  /  投稿日時: 2006-9-10 1:26
へりくつ道場師範
登録日: 2006-1-6
投稿: 500
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: 6年以上
性別: 男性
メンタルトレーニングと言ってもまぁ実に様々有る訳で・・・

大雑把に分けると「実際にプレーをしている場面での精神状態のコントロール」って観点と「日々の心がけ」って観点の両方があって、
どちらを主眼に置くかって所も議論する上で重要ですね。

例えばプロ野球選手で言えば松井(秀)選手は試合前に必ずおにぎりを二つ(←だったかな^^;)食べる事を日課として、俗に言う「スイッチの切り替え」を行うそうです。これは個人で行う切り替え方法ですね。

また、高校野球で良く見かける光景として守備中にピンチを招いてしまった時にマウンドに集まって内野陣が瞑想したり掛け声を掛けたりする様な行為もスイッチ切り替え行為の一つです。これは集団での切り替え方法ですね。

その様なスイッチの切り替えをチームで決められた事を毎度やるのか、それとも個人でやるのか・・・と言う部分はその組織に因って違うでしょう。

この切り替え方法に共通する点は、「必ずその後に成功体験がある」と言う部分です。
「○○をしたから良かった」とか「○○した効果があった」と言う根拠がある事ですね。

でも、実はこの成功体験自体に根拠は必要ありません(笑)
要は「思い込む」事が出来れば良いのです。
なのでそ〜んなに構えて考え込む様な事柄ではありません。

例えば僕の場合ですが、学生時代は気の無いプレーをした場合に監督に一発ぶっ飛ばして貰うと目が覚めます(核爆w)

まぁ簡単に上記の僕の場合をフローチャートにすると・・・


何となく集中できない。
 ↓
ミス連発
 ↓
監督キレる
 ↓
ぶっ飛ばされる
 ↓
気合が入る
 
と、全くもって単純明快なって一本道のチャートですので、これの代替を個々の生活の中の直感でなんとな〜く決めれば良いわけです。


但し、この場面毎のメンタルヘルスを保つ方法も「日々の心がけ」が密接に絡み合うケースがある訳です。


例えば、高校生プレーヤーがタバコを吸っていたとしましょう。
その選手が試合中にチアノーゼ気味になっていつものプレーが出来なくなってしまったとします。
そうするとその選手の精神状態を簡単なフローは・・・


息切れが止まらない
 ↓
やっぱ隠れてタバコ吸ってたのがマズかったかな(;;)
 ↓
このままじゃ他の奴らに迷惑かかっちゃうな・・・
 ↓
どうしよう・・・
 ↓
(このまま不安な状態を無限ループ)
 ↓
結局実力が出せない


実はチアノーゼの原因が喫煙で無かったとしても、「自分自身」に対して負い目がある場合どうしてもその部分を自ら探してしまうんですね〜
なので結局は日々の生活や心がけがちゃんとして無いと実際に必要な場面で実力が発揮できないケースがあります。

要するに例の心技体のスレッドで結果を出している指導者は秘訣を生活指導と言うのはこう言う事です。

************************************************

話を戻して・・・

>メンタルトレーニングってどんなふうにおこなっていますか。できれば、根拠や効果など、細かく教えていただけると幸いです。

前述した事を踏まえて考えれば極端な言い方をすると筋トレすらメンタルトレーニングに成り得る訳です。
とは言え、スクワット100回したから心が鍛えられるってのはズレていると思いますので、
ちょっと変わった事をするのが良いのでは無いでしょうか?


例えば、月並ですがイメージトレーニングは良いと思います。

単純に瞑想や座禅と言うのもありますが、メンタルヘルスと言う点では効果が高いですが、バレーボールに対しての効果はそんなに多くないです。
と、言うのも座禅と言う行為自体が僕ら無宗教の一般の人にとって宗教的意義が強くなってしまい、所謂「無心になる」「何も考えない」と言う部分が強くなってしまうので中々難しいです。

とは言え生活指導上効果があると思いますので完全否定するつもりではないです。また、イメージトレーニングを導入する上でのトレーニングとしては最適かも知れません。


簡単に導入出来る部分では、ずばり!【シャドウ○○】でしょう。
実際にボールを使わないで自分がファインプレーをしている情景をイメージしながら体を動かすのはそのプレーをするためにどの様に体を動かしたらよいかと言う練習にもなりますので効果が高いです。
考え方としては野球選手のシャドウピッチングと一緒ですね。
スパイクなんかは鏡の前でジャンプをしないで助走から一連の動きをするといいと思います。

また、環境を変えて体育館のギャラリーからイメージトレーニングをするのも良いです。

一度試合のビデオなどを見せてからの方が効果があるのですが、自分のプレーのイメージだけでは無く6人の動き全般をイメージし易くなります。

等々・・・イメージトレーニングだけでも色々な切り口がありますので、調べてみて試しても良いですし、自分で開発してもいいですし。
結構面白い分野ですよ〜

但し、忘れて頂きたくないのが「経験に勝る情報は無い」と言う事です。
どんなに上手にイメージトレーニングが出来てもそれは飽く迄言葉は悪いですが「妄想」でしかありませんw

スーパーマンの様に空を飛ぶ事いくらイメージしても空は飛べませんし、いくら気張ってもカメハメ波は手から出てきません(爆)


また、プレッシャーの中でのトレーニングは色々と考案されてますが・・・
結局は「恐い監督がミスした時に怒る」と言うのがやっぱり最良みたいですね・・・僕の経験からは(笑)

ミスしてもぶっ飛ばされない公式戦ってのは気が楽でしたから(^^;)


って長文・駄文失礼しましたm(_ _)m
司馬仲達 Re: メンタルトレーニング  /  投稿日時: 2006-9-10 2:09
へりくつ道場師範
登録日: 2006-1-6
投稿: 500
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バレー暦: 6年以上
性別: 男性
参考

有名選手のイメージトレーニングの一部
http://www.wataclub.net/training/tr_image.html

プラシーボ効果
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%BB%E3%83%9C
mizo Re: メンタルトレーニング  /  投稿日時: 2006-9-10 22:37
へりくつ道場白帯
登録日: 2006-8-28
投稿: 10
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
司馬仲達さん、レスありがとうございます。

チームが練習試合で楽勝していた相手に負けてしまいました。

相手はサーブが良くなっていました。キャリア一年選手で構成されているので、サーブが走られたらレシーブミスが止まりません。せめて、相手にチャンスボールを返して、スパイクカットすればチャンスが来ると思っていたのですが、それもできませんでした。素人チームは崩れると早いので一気に15点もミスします。とても2週間前に楽勝した相手とやってるような気がしませんでした。ベテランチームはこういう試合展開には強いですね。立て続けに精神的に弱い選手めがけて狙ってきます。

こんな試合にならないようにするためには、どうしたら良いのでしょうか。うちのチームはおとなしく控えめな選手ばかりなので、相手が強気になると人間関係と同じように譲って負けています。技術は一年で急速に伸びたのですが、精神面は弱いままです。こんなチームにはどんなメンタルトレーニングが必要でしょうか?

司馬さんが、「心技体」のスレッドに書かれた下記の点について、詳しく教えていただけると幸いです。

>個人的には現場に入って分かったのが強いチームは技術指導も生活指導も恐ろしく綿密で計算し尽されていると言う事です。

司馬仲達 Re: メンタルトレーニング  /  投稿日時: 2006-9-11 1:43
へりくつ道場師範
登録日: 2006-1-6
投稿: 500
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: 6年以上
性別: 男性
引用:

mizoさんは書きました:

こんな試合にならないようにするためには、どうしたら良いのでしょうか。うちのチームはおとなしく控えめな選手ばかりなので、相手が強気になると人間関係と同じように譲って負けています。技術は一年で急速に伸びたのですが、精神面は弱いままです。こんなチームにはどんなメンタルトレーニングが必要でしょうか?


前のレスでも書きましたが、スーパーマンの様に空を飛ぶ事いくらイメージしても空は飛べませんし、いくら気張ってもカメハメ波は手から出てきませんよ(^^;)

同じようにメンタルトレーニングをしたからと言って今まで出来なかった事が出来るようになったり、突然巧くなったりする事はありません。

サーブカットに自信を持てるようにするにも練習しか無いです。

とは言え、そのまま練習をしてもただ雲を掴むような感じでしょうから・・・何か表題を付けて練習しては如何でしょう??

例えば、「サーブカット返球率:目標90%以上」などです。
そしてその目標をクリアーする為の計画を立ててそれを実行する様にしては?



引用:

司馬さんが、「心技体」のスレッドに書かれた下記の点について、詳しく教えていただけると幸いです。
>個人的には現場に入って分かったのが強いチームは技術指導も生活指導も恐ろしく綿密で計算し尽されていると言う事です。


詳しくと言ってもその場での行動や言動ですから詳しく書き様が無いっす(^^;)

強いて言えば【思考が常に目標に向いている】と言った所でしょうか??

旧へりくつ掲示板でも同じような事を書きましたが、結果を出している指導者と言うのは総じて引き出しが多いです。
選手の状況や状態を素早く見極めて、その事に対する対策を直ぐに言葉に出したり行動したりします。

ただ、何も考えていない状態ではスピーディーに事象に対応出来ませんから常に自分の立てた目標に対して何か考えている訳です。

とは言え師匠の場合はそれが仕事と言うか・・・教員なので選手が生徒なので出来る事って部分も往々にしてあるので、普通の社会人が常日ごろからバレーボールの事ばっかり考えてるような社員はクビですからねぇ・・・
釣りバカ日誌じゃあるめーし(^^;)

その思想をそのまま他の人が出来るか??となるとそれは甚だ疑問です。
mizo Re: メンタルトレーニング  /  投稿日時: 2006-9-14 7:20
へりくつ道場白帯
登録日: 2006-8-28
投稿: 10
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バレー暦: ウン十年
性別: 男性
司馬仲達さん、返事が遅れて申し訳ありませんでした。体調不良で、帰宅後倒れる生活が続き、仕事の合間に他の人の目を盗んで書いたレスが time out になることが2回で今まで投稿できませんでした。文章作るのが遅いのです。
ご多忙の中にもかかわらず真夜中にアドバイスをしていただき、ありがとうございます。このことが司馬さんの仕事の悪影響にならないことを願っています。

チームは、相手の勢いが出てくると今まで取れていたボールを失敗し始めます。相手の勢いを感じないで試合をするときはたとえ負けても良い試合になるのですが、相手が急に勢いのある展開を始めると突然ビビって崩れます。一年のキャリアでは仕方がないのかもしれませんが、タイムやメンバーチェンジでは崩れた気持ちを変えられません。
アドバイスいただいた、「目的を持ったレシーブ練習」では、レシーブフォームに気をつけて20本。正面に入る30本。50本レシーブする。ボールかごにレシーブボールを入れる。など、段階を追ってやってきましたが、一人一人の目的意識が薄いのでしょうか。悪い展開になると、次第にボールへの反応が遅れてきます。

試合後の反省文を読みましたが、レギュラー組は、精神面の弱さを上げる人、レシーブ練習の増加を求める人、負けてくると声が小さくなることを指摘する人など、課題や方向性を示す人がいました。特に、レシーブ練習のやり方を提案したり、勝とうと思うあまり熱くなりすぎてミスをするという自分の内面に気づいている人などがいて、しっかりした人がいる半面、いつも注意されている技術の課題を書くだけの人、声が出ないことがミスの原因のように表現している人中心選手もいました。
ベンチ組は、試合に出ていないため技術の課題があまりなく、レギュラーの試合内容に感心したり、自分たちの応援のあり方や試合当日の生活態度の課題を指摘し改善しようとする人がいる半面、部長や顧問の批判を書く人もいて、足を引っ張る人の問題が浮上しました。このチームは、人数が多いこともあり、集合や準備・片付けといった行動の動きが遅く、顧問がいないと談笑をしていたり、走らなかったりと意識がない選手が三分の一くらいいて、一年生と比べても気が利かない、友だちを手伝わない、向上心がない、などの課題が多くあり、少しずつ改善に向けて取り組んでいるところです。

メンタルトレーニングに対しては、一般的に考えられている勝利のパターンをイメージするようなものでなく、バレーボールをおこなう際に、集中して取り組み、一人一人がチームの目標に向けてプレーできたり、自己実現を図ったり、自分から進んで取り組んだり、意識の高い集団になるために必要な精神面のコーチングができるトレーニングのやり方を探しています。たぶん、強いチームを作っている監督さんならご存じだと思いますが、綿密に計算された練習方法の一端でも教えていただければ幸いです。ただし、練習量に裏打ちされた強いチームは参考になりませんので、通常の部活動の練習時間・量でもおこなえるものだとうれしいのですが。わがまま言って申し訳ありません。
司馬仲達 Re: メンタルトレーニング  /  投稿日時: 2006-9-15 2:39
へりくつ道場師範
登録日: 2006-1-6
投稿: 500
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: 6年以上
性別: 男性
引用:
チームは、相手の勢いが出てくると今まで取れていたボールを失敗し始めます。相手の勢いを感じないで試合をするときはたとえ負けても良い試合になるのですが、相手が急に勢いのある展開を始めると突然ビビって崩れます。一年のキャリアでは仕方がないのかもしれませんが、タイムやメンバーチェンジでは崩れた気持ちを変えられません。

引用:

ただし、練習量に裏打ちされた強いチームは参考になりませんので、通常の部活動の練習時間・量でもおこなえるものだとうれしいのですが。わがまま言って申し訳ありません。


サーブカットに関してはこれと言った特効薬が中々見つからないと言うのも現実ではないかと思います。
練習量に優る解決方法は僕自身も知りませんし、師匠も多分「これ!」と言ったメニューを持っていないと思いますね・・・残念ながら。

ただ、練習の能率と言う点では非常に気をつかっています。
ポイントと言えばそこがポイントだとおもいます。

引用:
メンタルトレーニングに対しては、一般的に考えられている勝利のパターンをイメージするようなものでなく、バレーボールをおこなう際に、集中して取り組み、一人一人がチームの目標に向けてプレーできたり、自己実現を図ったり、自分から進んで取り組んだり、意識の高い集団になるために必要な精神面のコーチングができるトレーニングのやり方を探しています。


ケースバイケースなので一概に言えない部分であります。
結論としてはここが前のレスで述べた「引き出し」の部分です。

自信を持って書ける内容では無いのですが、僕の師匠の場合はやはり練習後に3〜5分程行うミーティングの内容がコツだと思います。
様々な例を出して各選手や現状のチームにとって必要だと思う事を分かりやすく伝えると言う事が重要です。
まぁ大前提として指導者自信がその見本となるような姿勢を選手に見せないと説得力が無いですが。

また・・・
引用:
通常の部活動の練習時間・量でもおこなえるものだとうれしいのですが、


これはハッキリ言って無理です。
メンタル的にも技術的にも「普通」にやって勝てる事はありません(ーー;)
指導者自信にその意識があっては選手も変化しませんよ。

プレーヤーとしてもそうですが、指導者も必死になって考えて、失敗して考えての繰り返しで自分の指導方法を確立していくものです。
そのエッセンスだけ頂こうと言うのはいかがでしょうか??
そしてそのエッセンスはそのままmizoさんのチームに適合かというのもケースバイケースです。

ラーメンは麺とスープと調味料と具の組み合わせに因ってバランスを取って完成する一杯です。
では麺の旨い店の麺を使い、スープの旨い店の店のスープを合わせて、具の美味しい店の具を使えばその一杯のラーメンは最高のラーメンが出来るでしょうか??

仮にmizoさんのチームをそのラーメンに例えると最高の一杯をつくりあげられるのはそのチームを指導しているmizo自身ですよ。

表題のメンタルトレーニングについてもそうです。
飽く迄上達への手助けをするものであってそれをしたから上手くなるというものでは有りません。
料理で言えば隠し味や調味料、野菜を取れない時代のサプリメント、油切れのギヤに使うグリスなどなど・・・表に出ないけどあるとちょっと違う様な存在です。

努々その事を忘れずに・・・
ナゾノヒデヨシ 八重山商工  /  投稿日時: 2006-9-15 23:40
へりくつ道場師範
登録日: 2006-1-5
投稿: 715
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
  NHKで特集をやってました。
  バッターへの指示は「死ぬ気で出ろ(塁へ)」「死んでもつなげ」「気力で打て」勿論それだけではないでしょうけど。
  今時、根性も死ぬ気でやるもはやらない、でもお前たちにはこれしかないんだ。と語りかける石嶺監督。
  エースを甲子園本番で干してしまって何かを掴ませようとする。そして、智弁和歌山戦打たれても打たれても笑顔で投げぬいたエース。
  まるで、勝利者インタビューにように爽やかな試合後のインタビュー。そして、しっかりと答えるエースに対し「お前日本語巧くなったな」「これだけ日本語がきちんと語れるようになれば上をも目指せるかな」との監督の言葉。
  エースの「最後に褒めてもらって嬉しいです。」の一言。
  賛否両論あるのは当たり前ですが、やっぱり心の鍛錬はこれだなと思ってしまいました。
  指導者が自分の選手を他に自慢したり、見せびらかしたり、海のものとも山のものとも判らないものに進路や将来をむやみに展望させる(そんなところに迷い込んだ選手が大成するはずもないが)傾向にあるのも事実ですし、競技の一貫性といったこととも背中合わせなのかとも考えていしまいました。
  ピンポイントのメンタル・・・も大事なのは当然ですが、それが功を奏すまでの選手にするまでが指導者の力量を問われるところだと思ってます。
  ピンポイントのメントレなんて誰でも本やDVD見れば、それなりの意識があるチームなら指導できます。大したことじゃないんです。
  そんなことを考えさせられた番組でした。
  んっ?司馬君と本質的に被ったかな・・・?不思議だぁ。
  
mizo resに感謝いたします  /  投稿日時: 2006-9-16 12:49
へりくつ道場白帯
登録日: 2006-8-28
投稿: 10
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
司馬さん、ナゾノヒデヨシさん、レスありがとうございます。

司馬さんの言われ、サーブカットの練習は「量」と「能率」が大切だという点は私もそう思います。今の現状では、素人(中学から始めた)チームが一年で玄人(小学生からやっていた)チームに追いつくにはどうしたらいいかと考えると、「量」では追いつかないので、「質」でもっと効果的で無駄のない練習はないだろうかと模索している最中です。それと平行して精神面の向上が課題と思っていたので質問させていただきました。

今まで、限られた練習時間をどのように使うかを考え、練習内容を工夫してきたのですが、選手の進歩、伸びは今の練習内容で精一杯のところまできているのではないかと思っています。これ以上の成長を望むには、一人一人が、練習の目的、やり方、取り組む姿勢、集中の度合い、効果、などを意識して、一本も無駄にしないという気持ちが必要だと思っています。試合中のような気持ちで練習したり、大切なことを一つに絞って技術部部だけの練習をしたり、練習内容の確認をしたりしていますが、まだ、足りない部分が多いなぁと自覚しています。
特に、試合に負けたくやしさで気持ちに余裕がない状態でもありましたので、アドバイスをいただけそうなこのHPにおじゃまして、ぶしつけな質問をしてしまいました。ありがたいと同時に申し訳ない気持ちでもあります。

引用:

プレーヤーとしてもそうですが、指導者も必死になって考えて、失敗して考えての繰り返しで自分の指導方法を確立していくものです。
そのエッセンスだけ頂こうと言うのはいかがでしょうか??


いわれることはよくわかります。私は、このHPを指導者研修会やコーチングクリニックのような場所だと思っていたので、何でも質問させていただいたのですが、今後、質問の内容に気をつけたいと思います。

司馬さんの言われる、「失敗の繰り返しで自分の指導方法を確立していく」ことは、まさしくその通りだと思ってます。人から聞いた話をそのままやっても、その内容の背景や意図についての体験的理解を伴っていないと、うまくいくことは少ないことは体験的に理解しています。ある練習をおこなった成果は、選手がどのくらいできるようになったのか、試合でどのくらいのパフォーマンスが発揮できるようになったのか、等を見極められるようになるまでわかりません。選手の成長を見極めて、「この練習方法はこのレベルの選手でこのくらい伸びるのだ」と理解できるようになってからやっと自分のものになります。
また、コーチングの積み上げ方が違えば練習方法をまねしても、しばらくやってみた後で『自分のやり方に合わない』とそのやり方から離れていくものです。そうした変遷を重ねて、司馬さんの言われる『最高の一杯をつくりあげられる』状態に近づくのだと思っています。

私のいる地区は、多くのチームがジュニア出身者が3名くらいはいるチームばかりで、オールジュニア出身チームもあります。地区のトップチームは県内でもトップチームです。ほとんど素人で構成されるチームは少なく、シードが決まっていますので、普通に練習していたら一回戦も勝てません。ジュニア出身チームを最低でも2つは破らないと賞状にたどり着けません。また、夜遅くまで練習しているチームがいくつかあるのでレベルが高い地区でもあります。そのため、他の素人チームもしのぎを削っています。
今回の大会では、予選は、運だけでオールジュニアチームを一つ破ったのですが、準々決勝でジュニア出身チームに負けました。次の段階にいくためには、精神面の高さを求めなければ技術的な伸びはないと痛感しています。それだけに、司馬さんの言われた「綿密な指導」の中身に興味を持った次第です。今は何でも良いからヒントがほしい状態です。メンタルトレーニングは、主食ではないことも承知しています。しかし、心の成長、つまり本気でバレーに打ち込み、自己の可能性を信じてくじけずに努力を続けられる心を育てることは、多種多様な個性を持った集団を、チームに育て上げ、試合で力を発揮する鍵になると思っています。

私にはバレーのコーチングの本質が見えていないところがあり、本質を解き明かす全ての鍵を手に入れたことがありません。色々な鍵のいくつかは手にしたような気がしますが、その鍵は時間がたつと古くなり、新しい鍵が必要になります。
今回は精神面のコーチングについての基本の鍵と新しい鍵が必要だと考え、答えを求めています。

引用:

僕の師匠の場合はやはり練習後に3〜5分程行うミーティングの内容がコツだと思います。
様々な例を出して各選手や現状のチームにとって必要だと思う事を分かりやすく伝えると言う事が重要です。


エッセンスの一端を紹介していただきありがとうございました。
各プレーの練習後のミーティングで5分ですか。各プレーを深く追求していますね。私の追求は浅いかもしれません。
メンタルトレーニングの基本として、選手が積極的な姿勢で、目的、内容、効果を理解してトレーニングをおこなうことだと書いてありましたが、もっと追求しなけらばいけないですね。選手は、バレーの練習をすれば上達すると感じていますが、すでに、レギュラーと控えの差が開いています。

ナゾノヒデヨシさんの高校野球の話は、教育現場における部活指導のあり方を示していて興味深く読ませていただきました。
私は、ピンポイントのメントレを目指しているのではなく、勝利を目指して努力する過程で、本気にならなければ得られないものを選手につかんでほしいとの思いが基本にありますが、相手に押されると引いてしまったり、強豪チームに自分の持っている力を出し切れない状態を打開するために必要な精神面のトレーニングを探しています。
私は勝利至上主義ではありません。勝利の瞬間よりも、選手が今まで破れなかった殻(限界)を打ち破った瞬間が一番感動します。大会では泣いたことがありませんが、練習試合中に「よくぞここまで成長してくれた。」と涙がこぼれることがあります。しかし、大会で敗れたことが夢に出るくらいショックを引きずっています。

引用:

「お前日本語巧くなったな」「これだけ日本語がきちんと語れるようになれば上をも目指せるかな」との監督の言葉。

このことは、人間的な、総合的な成長があってこそ上の段階でプレーするための下地ができる。人間の幅が少ないと上の段階では続かない。上の段階は追求するものが深くなるだけに、人間の深みが必要になる。ということでしょう。
一般には、投手交代なしで打たれても投げさせるというやり方に賛成できない人も多いかと思います。しかし、指導者としては、そうしてみたい瞬間があります。調子の出ないエースやセッターを交代させないで最後までプレーさせたり、25対1の試合でも誰も交代させずに最後まで試合をする、・・考えてみたら、バレーの世界の方がそうしたことが多いかもしれませんね。

バレー界の技術の進歩を追いかけ、色々な条件の中でチームを育てていく中で、精神力、体力に加えて人間関係の指導など、やることが増えていき悩みはつきません。コーチングの中心は技術ですが、人間の持つ色々な面が伸びることで技術が伸びたり、安定感が増したり、次の段階に進むことができたりします。バレーの上達を図りながら、心の成長を見つめていきたいと思っていますので、今後もご助言をいただけたらありがたいと思います。
司馬仲達 実力差  /  投稿日時: 2006-9-17 4:12
へりくつ道場師範
登録日: 2006-1-6
投稿: 500
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: 6年以上
性別: 男性
引用:
素人(中学から始めた)チームが一年で玄人(小学生からやっていた)チームに追いつくにはどうしたらいいかと考えると、「量」では追いつかないので、「質」でもっと効果的で無駄のない練習はないだろうかと模索している最中です。それと平行して精神面の向上が課題と思っていたので質問させていただきました。

引用:
私のいる地区は、多くのチームがジュニア出身者が3名くらいはいるチームばかりで、オールジュニア出身チームもあります。地区のトップチームは県内でもトップチームです。ほとんど素人で構成されるチームは少なく、シードが決まっていますので、普通に練習していたら一回戦も勝てません。ジュニア出身チームを最低でも2つは破らないと賞状にたどり着けません。また、夜遅くまで練習しているチームがいくつかあるのでレベルが高い地区でもあります。そのため、他の素人チームもしのぎを削っています。


僕自身小学校の頃からバレーをしていますが、基本的に球歴が長いチームは強いですが、全く勝てないとは思いません。

料理で表現してばかりですが(^^;)
松坂牛で肉じゃがを作る料理人も居れば素材を活かして独自の旨い料理を作る料理人も居ますし、数十万するワークステーションクラスのPCで日々WEBサーフィンする様な奴(←これは俺か・・・orz)も居ます。

楽天が巨人やソフトバンクに勝つことが在る様に全国優勝する位のチームでも何か突破口があるものです。

孫子の兵法曰く・・・

************************
勝を見ること衆人の知る所に過ぎざるは、善の善なる者に非ざるなり。戦い勝ちて天下善なりと曰うは、善の善なる者に非ざるなり。
 故に秋毫を挙ぐるは多力と為さず。日月を見るは明目と為さず。雷霆を聞くは聡耳と為さず。
 古えの所謂善く戦う者は、勝ち易きに勝つ者なり。故に善く戦う者の勝つや、智名も無く、勇功も無し。故に其の戦い勝ちてたがわず。たがわざる者は、其の勝を措く所、已に敗るる者に勝てばなり。故に善く戦う者は不敗の地に立ち、而して敵の敗を失わざるなり。是の故に勝兵は必ず勝ちて、而る後に戦いを求め、敗兵は先ず戦いて而る後に勝ちを求む。
************************

「勝つ指揮官は普通に見ずに勝利を得るためのヒントを得るための視点で見ています。なので誰かが大活躍したとかビックリするような必殺技を持っているから勝つ訳ではなく、指揮官自体に勝つ計算が既に出来ているから勝っているのです。」

ってのが大雑把にまとめた内容です。
mizoさんがそのライバルチーム達にどう勝つか??と言う計算が既に出来ていますでしょうか??
そこから夏に勝つ為の逆算をして勝てなかったチームにどう戦うか逆算して行けば自ずと答えが見えて来るのでは無いでしょうか?

指導者は客観的に見ているつもりでも、実は意外な盲点があったりしますよ。
ナゾノヒデヨシ Re: 実力差  /  投稿日時: 2006-9-17 12:22
へりくつ道場師範
登録日: 2006-1-5
投稿: 715
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
  普通に練習するってチームによってみんな違います。
  司馬君のチームが小学校経験者がほとんどで、1日3時間練習したなら、僕は、5時間練習しました。お互いそれが普通でした。
  賞状をとるくらいなら普通に「毛」が生えたくらいの練習で可能でしょうね。でも、そこで得るものってなんでしょうね。
  一番大切なのは、司馬君も書かれた「逆算」だと思います。
司馬仲達 Re: 実力差  /  投稿日時: 2006-9-17 17:26
へりくつ道場師範
登録日: 2006-1-6
投稿: 500
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: 6年以上
性別: 男性
引用:
司馬君のチームが小学校経験者がほとんどで、1日3時間練習したなら、僕は、5時間練習しました。お互いそれが普通でした。


なので、休養日が無くなるんです(笑)って現役の時は笑えませんでしたけどねぇ・・・ハハハ!!(はぁ・・・思い出すだけで疲れる)

やっぱり勝とうと思うとそれ相応に選手も指導者も「普通じゃない事をする覚悟が必要」な訳で、その覚悟が無いと単なる自己満足と言うと言葉が悪いかも知れませんが、3年掛けて心血を注いできた部活動が体育祭や文化祭なんかと同列になってしまいますからね。

とは言え目標をどこに設定するかって部分も考える要素に必要ですかね?
ヒデヨシ先生や僕が居たチームは中学の天辺を目指していたからそうなった訳で、行事や学校の活動の中で感動したり学んだりする事は大切な事です。
フジやん Re: 実力差  /  投稿日時: 2006-9-18 14:45
へりくつ道場師範代
登録日: 2006-1-11
投稿: 207
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: 6年以上
性別: 男性
で、「おやまのてっぺん」を目指せない一番下っ端のイメージトレーニングとしては?

昨日練習試合で、気分(集中力)が萎えてきた小学生の子供に、「ちっちゃい高橋」「横が大きい竹下」「口うるさいゴッツ」などと適当に全日本のポジションと同じ選手を名付けてみたりすると、チョット気分屋さんは変わったりします。

その程度です。

学年・経験などの「差」を埋めるための効果の環境下ではないので、参考にならないのかもしれません。かたじけぬ・・・・(何を書いているのやら)
mizo Re: 実力差  /  投稿日時: 2006-9-19 12:07
へりくつ道場白帯
登録日: 2006-8-28
投稿: 10
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
司馬さん、ナゾノヒデヨシさん
回答ありがとうございました。私の家庭の事情や部活動規則との軋轢により時間を確保できない事情がありますので、これ以上はできません。色々と親身にご助言いただき大変感謝しています。ご恩は忘れません。
ナゾノヒデヨシ Re: 実力差  /  投稿日時: 2006-9-19 21:03
へりくつ道場師範
登録日: 2006-1-5
投稿: 715
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
なんか残念ですが・・・。
 ですが、変えようのない事情があるのはどこも似たり寄ったりです。それこそ「天辺」を目指せば、賛否は別としておきて破りは当たり前の事かも知れません。
 事情があればこそ、「目標」「目的」をはっきりとして最終戦まで挑むことができるのではないでしょうか?
 僕も司馬君も(おそらくは)、練習量と目標は相関関係にあることを言いたかったのです。
 そこの見極めを見誤ると無駄な時間ばかりが過ぎてしまうことになりはしないかと危惧してしまいました。
 無駄も必要ではありますが、学生のチームにはチームとしての寿命が限られています。
 そこをしっかりと選手とともに認識することがメンタルトレーニングの第一歩なのではないでしょうか。
 恩などと思わずにまた、書き込んであ〜でもないこうでもないとやれることを楽しみにしております。
司馬仲達 Re: 実力差  /  投稿日時: 2006-9-19 23:23
へりくつ道場師範
登録日: 2006-1-6
投稿: 500
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: 6年以上
性別: 男性
僕は単に練習時間が少ないと勝てないと言っているわけではありませんよ。
指導者の立場から、「与えられた環境で如何に効果的な練習をするか??」を追求してみてはどうか??と言う事を書きたい訳で・・・

週1回の練習で実力のあるチームが出来上がるか??と言うとちょいと疑問ですが、週3回の練習で素人チームが関東大会に出場1歩手前まで来た!!って事例も存じております。

最低限の努力で最良の結果を求めるのが最上だと思いますし、mizoさんは実際にチームを持っているわけですからそれが追求出来る環境にある訳です。

ただ、楽して勝てるとは思っておりません。

僕の師匠も体育館で授業の準備をしたり、週末なのに7時頃に職員室に居て他のテスト問題を作ったりしてました。独身の時には学校に泊まってたとか・・・
休みの日にはお子さんを連れて練習を見ていました。

自分の負担に成り過ぎない所で出来る事は徹底的にやるゾ!!!と「覚悟」とはそう言った事を指しています。
(まぁ、師匠はそれを含めて“指導力”と言ってましたが・・・)

と勝手な事を書きましたが、mizoさんの苦労もお察しします・・・
頑張って本当に良いチームを造って下さい!
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