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投稿者 スレッド
TUBE 1.1秒の壁  /  投稿日時: 2009-8-15 9:21
へりくつ道場高段者
登録日: 2006-3-16
投稿: 159
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
最近、全日本女子はトスから1.1秒でアタックという課題に取り組んでいるようですが、皆さんはどう思いますか??

私は、当然トスからのテンポも問題だと思いますが、
基本はレセプションからの全体のテンポをあげる必要があると思います。

先日、インターハイ女子の決勝を録画してみていたのですが、
東龍はレセプションからアタックまでは、遅くとも4秒前後
早ければ、3秒前後で行っています。

対する九文は、早い時で4秒台。多くは5秒前後かかっているように思いました。

このテンポが勝敗を分けたとも思っています。

そんな話を知人としていた時ですが、
東龍の左のエース長岡をセッターにコンバートして
 全日本のセッターとして育てると、
完璧なのではないかと言う話になりました。

今後の高速バレーには、面白いと思うのですがいかがでしょう?
ナゾノヒデヨシ 1秒の壁と本末転倒  /  投稿日時: 2009-8-15 11:16
へりくつ道場師範
登録日: 2006-1-5
投稿: 715
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
以前から疑問に思っているのですが、現在のブロックシステムに対応するにあたりチームの属するレベルにおいて考え方が違っていいはずなのに、全日本が「高速」「ブロード」を多用しそれが世界に通用する唯一の道であると唱えると、猫も杓子もみな右に習えをする・・・。
そんなもんかねぇ、と思ってます。

東龍のパチンコバレーは今に始まったことではなく、扇城にてすでに完成しており、それをこなせる選手がまた集まるようになったことではないかと感じています。
男子の藤沢商業のレシーブ練習も半端なく長時間に及んでいましたが、かつての扇城は更にその上をこなしていました。(と言うよりそれしかやらせてもらえなかった)
東龍もまたそれに近い練習量をディグとレセプションにさいておりその量と質の両面においてほかの追随を許さないと聞いています。

高さに対抗するには高速バレー、といったピンポイントの考え方では結局北京での成績を男女ともに越えることは難しいのではないかと考えます。

男子ブラジルが負けた最大の原因はセッターであり、世界選手権でのリカルドのトスワークはここ10年では最高のものだと思います。(ユーゴ時代のニコラ・グルヴィッジとリカルドの先代マウリシオを除けばです)

レフト平行の場合、セッターのキャッチ動作からレフトスパイカーがヒットするまでの時間は、セッターのキャッチからリリースまでの時間に大きく左右されると考えていますが、どうも昨今、リリースからヒットの時間(ボールの空中移動時間)に限定されて説明されてしまっていると思えてなりません。

単純なセンターAを決めるにはセッターがいかにボールを早く正確にリリースするかに頼るところが大きいわけで、決して「速い」トスではありません。
正確なレシーブと僅かなブレを修正する能力の高いセッターがあって始めて、本当の意味での「高速」が存在するのではないかと考えています。
セッターの能力・資質とディフェンス力のバランスがどのカテゴリーのチームであっても勝敗を決める重要なポイントになっているのではないでしょうか。

僕は個人的にはAとレフト平行(別に高速じゃなくたってOK)とセンターへのパイプ、そしてオポジットの前後でのライトサイドからの攻撃があれば日本の高さでも充分やれると信じています。
女子はロシアに勝ったけど、レシーブ力でははるかにでかいロシアのほうが良かったんだから、本気モードになれば勝てっこね〜な、と見てました。
まとまらなくてすみません。
現況のディフェンス力で高速バレーなんてやってれば世界のカモだよ〜〜^って思うのは僕だけではないはずなんですけどね・・・。
真鍋氏は勿論そんなこと判ってるんでしょうけど、遺産があるので大変ですね。反面、倒れてなんぼの男子の監督は「無策士」で・・・はぁ。

いや、TUBEさんのご意見を真っ向から否定することではないのです。なんだかんだ言いつつそれなりに「和製高速バレー」の行く末を憂いながら楽しんでいます。はい。
toksci Re: 1.1秒の壁  /  投稿日時: 2009-8-15 13:21
へりくつ道場入門したばかり
登録日: 2009-7-23
投稿: 3
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: 1〜5年
性別: 男性
1.1秒という基準にこだわりすぎていると思いますね。
実際に試合で体感するのは、”1.1秒のトスなんて!”という早さではないですし(笑)
いくらトスが速くてもブロックを振れなければ、意味ないですし。

九文の敗北は、高さ不足もあるのではないでしょうか…
東龍はとにかく高いですし…

そのタイプでは一年先輩の松浦選手がライト→セッターにコンバートするようですね。
ただ、NECでは今秋山選手が正セッターなので、トスを上げる機会があるかどうか…
そういう意味ではチーム全体で危ないパイオニアでも、冨永選手にはいい経験になるんですかね。
高身長セッターといえば、ほかには大和田中に宮下がいます。
中学からですから、Vリーグに入る頃には使い物になってるといいですね〜
中学生で176cmですから、180cmをこえる可能性もありますね。
セッターの高さというのは本当に大事だと思います。
竹下がブロックの穴になっているのは、さんざん指摘されてきたことですし、
バンチリードはセッターの高さ(=穴のない状態)がそろってはじめて使い物になるブロックだと思います。
かつての大貫のようなツーアタックが打てれば、相手ブロックの意識もひけますし。
(それ以前に大貫はセッターとしての能力が…でしたが)
それに、A、Cクイックではトスの距離が短くなることで速さも出ますし、
サイドへの平行は、トスの発射点が高い方が打ちやすいですよね。

ナゾノヒデヨシさんも指摘されてますが、ブロード頼りのセンターばかりなのはツライですよね。
ただ、昨日のブラジル戦のような、ブロックがセンターよりの場合は
長めのブロードも効果があると思います。
TUBE Re: 1秒の壁と本末転倒  /  投稿日時: 2009-8-15 23:07
へりくつ道場高段者
登録日: 2006-3-16
投稿: 159
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
皆さんありがとうございます。
私も、正直高速バレーが全てとは思っていない面もあります。

以前書いたこともありますが、今の東龍ではなく
扇城時代の3冠を果たしたチームは決して大型では無かったですし
今ほどの超高速バレーでも無かったように思います。
でも、強かった!!
特に凄い選手が揃っていたわけでもありませんでしたが

確かに、レシーブ練習は凄かったですが???

正直、東龍の相原さんが来た時の高速レセプションというか
弾き飛ばすようなレセプションは、
ある意味荒いバレーのようにもみえ
当初は違和感がありましたが、

最短時間・最短距離はある意味では理にかなっていると思います。
また、最近ではレセプションの完成度も上がってきたため
違和感もなくなっています。

今回、1.1秒の壁との話を聞いて、
柳原さんからの流れとテレビ的な問題からのテーマとも思っています。

但し、高速バレーを目指すならトスだけではなくトータルのテンポアップではと感じました。



あと、セッターの話は多少は上記とも関係していますが、
ある意味では別の話です。

今回の全日本は、セッターの世代交代がテーマとも思える召集
実際、日本ラウンドの前までは色々なセッターを試していたように思います。

ところが、負けが込みだすと竹下選手だのみ、
テレビ的問題もあるかもしれませんが、今ひとつ後継者を選べずにいるように思います。

正直、負けてもいいので他の選手を使って欲しかったと思ったのは私だけではないのでは???

また、背の高いセッターは課題でしょうが
今まで今ひとつだったのではないでしょうか?

O林さんのような左利きのセンターはいましたが、
あらゆるトスを巧みに打ちこなせる左利きは、あまり覚えがありません。

逆に言えば、長岡さんのような左利きのエースタイプで、そつなくこなせる選手こそセッター向きではないのかなー との思いからです。

あと、あえて言えば、高速のレセプションにはボールを殺した感じが少ないため、今以上に高いボールを捌ける技術は必要ではとも思います。

更に言うなら、トスにするだけでなく攻撃に持っていける選手が欲しい気がしたもので・・・。

とにかく、1.1秒だけにこだわった話は少し的が外れてる感がありましたし、今回のセッター起用には今ひとつ納得できない感がありましたので、チョット提案してみました。失礼いたしました。
ナゾノヒデヨシ 雪駄か高下駄か  /  投稿日時: 2009-8-16 8:41
へりくつ道場師範
登録日: 2006-1-5
投稿: 715
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
セッターの起用に関しては、柳本時代から正セッターではなくセカンドセッターの考え方が不可思議です。
北京での選出が一番目立ってしまったのは仕方のないことですが、一貫性を感じることができなかったのは多くのファンでも同様ではないでしょうか。

昨日、韓国に勝ちましたが、やはり韓国はセッターが雑ですし、ファーストコンタクトがぶれたときの修正が竹下選手には及ばないと感じました。

いずれにせよ、現在の竹下選手の8割くらいのパフォーマンスを持った新人がいなければ4年(3年?)の期間で新しいセッターを育成するのはかなり難しいのではないでしょうか?

柳本の負の遺産と言ってしまえばそれまでですが、その場その場での人気取りや視聴率稼ぎに明け暮れたメディアやそれにゴマする形でしかバレー人気を維持することを考えていない協会にその責任はあるのではないかと考えています。

扇城の元コーチが持っていた門外不出の練習ドリルのビデオを20年前に見ることができましたが、ファーストコンタクトは全てネットより上にあげないマッハレシーブでした。延々コーチが打つボールを3時間以上(ビデオは120分でしたが)淡々と続けるのです。
拾うほうも凄いですが、機械の様に打ち続けるコーチのヤツも凄かったですよ。

あと全盛期の扇城は決して小さくはなかったです。大型選手はいませんでしたが、平均身長では今の東龍と変わらないか大きいくらいではと記憶しています。

若かりし頃何かの偶然で、山田、大木、菊池の神々と雀卓に座らせていただいたことがありますが、人の世界ではなく下々の身分は早々と勝ち逃げさせていただきました。
記念写真でも撮っておいたら良かったか・・・。
関係ない話ですみません。

セッター選びは山田先生の理論が一番整合性が当時からあって、実践も扇城もそれに習ったのだと思います。
だから、中田がいまだに偉そうに喋る事ができるのです。
プリンセス☆メロン 1.1秒の壁  /  投稿日時: 2009-8-29 22:37
へりくつ道場白帯
登録日: 2009-8-29
投稿: 20
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
こんばんは。

1.1秒ですか〜速いですね〜(^o^)
でも、レデプション崩されてしまえば、まず1.1秒なんて無理でしょうね〜

サイドの大きいトスでどれだけ点が取れるか。。
強打をどれだけ拾えるか。
これも大事だと思いますけど。
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