ブロックの練習方法
1 | ブロックの練習方法 | 2000/03/31 09:23:00 --- |
発言者 : しょうじ・敦史 --- --- | ||
ブロックについて、なかなかのびません。
日頃、できる練習がありましたら教えて下さい。 こちらは、男子のわりに平均身長が低く(172) 経験もまだ浅いチームです。 |
2 | ブロックは「位置どり」と「形」が重要です | 2000/03/31 13:01:11 --- |
発言者 : たれいらん(管理人) --- --- | ||
経験が浅いと言うことですので、まずはサーブで崩した時にしっかりブロックに
つくことを重視すると良いと思います。しばらくは、コンビを使われたら仕方ないと 割り切って、相手が二段トスになったときにしっかり得点できるようにするのです。 そして、二段トスに対してもブロックの位置どりと形は大切です。しかし、特に 位置どりは多くのチームでおろそかにされているのが実態です。 その位置どりについてですが、基本通りサイドブロッカーが基準になってブロックの 位置を決めるようにします。そしてセンターブロッカーはサイドブロッカーのすぐ隣まで しっかり移動して真上に飛ぶように心がけます。そのほうが形も綺麗になりますし、 レシーバーにとってスパイクのコースも読みやすくなるからです。(続く) |
3 | (続き) 位置どりのノウハウを紹介します | 2000/03/31 13:21:55 --- |
発言者 : たれいらん(管理人) --- --- | ||
1.トスがネットに近い時はストレートには絶対落とさせてはいけません。絶対にです。
よってレフトオープンに対しては、正面か左手でボールを押さえにいくぐらいの位置 どりがベストです。 2.トスが割れたときは、ストレートに打たせても構いません。レシーブで上がりますので。 そこでストレートにワンコース空くぐらいの位置どりをします。ただ、ストレート打ちが とても上手なスパイカーに対してはストレートを閉めてもいいでしょう。 3.さらに、トスが短い時にはセンターブロッカーを押してでも位置どりを重視して下さい。 短いトスはセンターブロッカーだけに任せるなんてもってのほかです。 さて練習方法ですが、二段トスを打つ練習の時、一緒にブロックの練習も兼ねてやるといいです。 位置どりに気をつけて、「短い!」「割れた!」「近い!」など声をかけながら行うのです。 |
4 | ステップの練習 | 2000/03/31 13:46:12 --- |
発言者 : ヘリオス --- --- | ||
「位置取り」と「形」が重要なことは、たらいれんさんのいうとおりだと思います。
ただ、その前提として正しい位置まですばやく、正確に移動できるステップを身につけることが必須なのではないかと思われます。 そして、これはそう簡単なことではなく、地道な訓練の賜物だと理解してます。 ネットと平行に動いて、正しい位置まですばやく入り、ネットすれすれの近さでまっすぐ上に飛ぶ。 ブロック体勢に入る以前で、注意すべき点が山ほどあります。 さしあたり、自分が1歩のステップでどこまで動けるか、2歩ならどこまで動けるか把握した上で、常にその位置に正確に跳べるように繰り返し練習してみたらいいのではないかと思います。 これはアドバイスと言うより、自分に諫めていることなのですが。 |
5 | ステップ練習と位置どりの優先順位 | 2000/03/31 17:38:47 --- |
発言者 : たれいらん(管理人) --- --- | ||
ヘリオスさんこんにちは。
ステップが重要なのはまさしくヘリオスさんのおっしゃるとおりです。 そして、ステップは「位置どり」と「形」を正確なものにするための 手段に当たるものだと私は考えます。 つまり、最初に正確な位置どりと形を覚え、その次にそれらを実現する ためにステップを練習するという意識が大切だと思うのです。その意識が なければ、ステップ練習のとき、試合を意識した練習になりにくいのでは ないでしょうか。 そこで二段トス対策と考えるならば、難しいステップ練習を後回しにし、 実践にすぐに役立つ技術が身に付くと考えました。それは次の段階である ステップ練習の基礎にもなりますし順番としては正しいと思います。 もちろん私もしょうじさん、あつしさんの求めるレベルがどれぐらい なのかよくわかりませんので私の意見があてはまるのかはわかりません。 その旨教えていただければ助かります。 |
6 | クイックにコミット | 2000/04/06 16:11:42 --- |
発言者 : あつし --- --- | ||
いろいろありがとうございます。
県大会優勝チームと練習試合を行い、あらためてブロックのスピード の重要性を知りました。センターが強いので(相手)ほとんどコミット で飛ぶようにするしかなく、レフト・ライトへ平行でやられてしまいました。 したがって、あきらめないにも限度ありますが、よりはやいスッテプ が必要と感じたわけです。抽象的ですみません。 |
7 | 速攻にコミットでつくなら | 2000/04/07 00:44:24 --- |
発言者 : たれいらん(管理人) --- --- | ||
県大会優勝チームと練習試合されるようでしたら、私の予想より遥かに
強いようですね。失礼しました。 さて、センターにコミットでついた場合はそこからもう一度平行のブロックに 参加する事は出来ません。この場合は一枚ブロックでいくと割り切り、それを 前提にしたブロックをサイドブロッカーが行うべきです。具体的には「真ん中」 を押さえることを最優先にポジションニングするのです。この時、空中で左右に 腕を振っても構いません。腕を振って相手にプレッシャーをかけるのです。うまく プレッシャーがかかれば、相手はきわどいコース(=レシーバーが待っている場所) を狙ってくるので、それをレシーブで上げるのです。一対一でもブロッカーが ランニングジャンプで高さを出し、ポジションニングもしっかりしていればそんなに 悪い状況ではないのです。(続く) |
8 | 速攻にコミットでつくなら(続き) | 2000/04/07 00:53:57 --- |
発言者 : たれいらん(管理人) --- --- | ||
また、コミットと最初から決めているなら、速攻にもランニングジャンプで
ブロックにつくことが出来ます。普通ランニングジャンプだと10センチ高く なりますからかなりの違いです。ということでステップ練習するならランニング ブロックの練習が良いのではないでしょうか。この時、右に移動する時は 左足を踏み込んだあと右足を外側に添えるステップを練習し、左に移動する時は その逆を行えるように練習します。ネットと隙間が空きやすいのでそれも 注意しなければなりません。マスターすればかなりの戦力になりますので 是非試してみてください |
9 | 速攻を捨てる場合 | 2000/04/07 01:09:10 --- |
発言者 : たれいらん(管理人) --- --- | ||
他の作戦としては、たまには速攻を捨てて平行をマークするパターンを
採り入れるのも良いでしょう。相手が二枚攻撃の時はそんな必要はないので 当然相手が三枚攻撃の時の話です。 この場合、相手が両平行だと、センターブロッカーのステップ能力に全てが かかります。サイドブロッカーの位置を確認し、それを目印にしてしっかり 踏み込み、流れない様に、形も気にしながらジャンプしなければいけません。 この技術はとても難しいので、練習で毎回少しずつでもいいですから地道に トレーニングしてください。もちろん相手セッターを観察し、トス回しを見抜く 練習も欠かせません。 それからステップですが、上のランニングブロックと同様、右に移動する時は 左足を踏み込んだあと右足を外側に添えるのが基本です。 |